矢野死刑囚拘置所で自殺!4名死亡の前橋スナック乱射事件の背景とは?なぜ拘置所?

スポンサーリンク
事件
Ichigo121212によるPixabayからの画像

17年前の2003年1月25日23時半頃、前橋市内のスナックで4人が死亡した拳銃乱射事件で、対立していた元暴力団組長の殺害を指示したとされ、死刑が確定していた指定暴力団住吉会系元会長の矢野治死刑囚(71)が26日、東京拘置所内で死亡したことが関係者への取材で分かりました。自殺とみられ、法務省が詳しい状況を調べているそうです。

  • 矢野死刑囚が起こした4名死亡の事件とは?
  • 矢野死刑囚の事件の背景とは?
  • なぜ死刑囚なのに「刑務所」ではなく「拘置所」なのか?
  • 拘置所での自殺は可能なのか?

・矢野死刑囚が起こした4名死亡の事件とは?

2003年1月25日23時半頃、前橋市内のスナックで元組長殺害を指示された暴力団幹部がスナック前にいた後藤元組長の警護役を射殺後、店内で銃を乱射して客としてきていた一般人3人を巻き込み射殺、元組長と客の2人は重傷を負った拳銃乱射事件です。

矢野睦会会長の矢野死刑囚がこのスナックでの元組長の殺人指示、幹部だった小日向将人・山田健一郎が実行役として逮捕されています。
この3名はその後「死刑」が確定しています。

矢野睦会の活動は、アメリカからの禁止薬物の密輸や武器の輸入を基本にして稼ぎ、さらに拉致などによる人身売買などを行なっていたそうです。

・矢野死刑囚の事件の背景とは?

この事件のきっかけは、2001年に東京都内の斎場で指定暴力団住吉会系組幹部2人が稲川会大前田一家系組員2人に射殺された事件だと言われています。
ここから対立関係が生まれ、2002年には前橋市の大前田一家元総長宅を発砲、敷地内に火炎瓶を投げこむ等の事件が発生しており、その後の本事件に繋がっていきました。

・なぜ死刑囚なのに「刑務所」ではなく「拘置所」なのか?

日本の刑事事件の刑罰で最も重い刑である「死刑」を宣告されていた死刑囚は、刑務所ではなく拘置所に収容されているのには明確な理由があります。

死刑というのは「生命刑」で、受刑者の生命を奪うときが刑の執行となります。
死刑の執行が刑に服すことなので死刑前の死刑囚は、まだ未決囚だという扱いになるのです。
刑務所は与えられた刑罰を執行する刑事施設であるため、死刑囚は使用できないという考え方です。死刑を執行する刑場は特定の拘置所に設置されており、実際に刑の執行が行われています。

受刑者

逮捕 →〈留置所〉→ 起訴 →拘置所→ 裁判で実刑〈刑務所〉→ 刑期を終え社会復帰

死刑囚

逮捕 →〈留置所〉→ 起訴 →拘置所→ 裁判で実刑拘置所〉刑の執行を待つ

・拘置所での自殺は可能なのか?

矢野死刑囚の首に切り傷があり自殺とみられるということですが、拘置所内での自殺は可能なのでしょうか?
まだ刑が確定していない被留置者に自殺をされないため、拘置所内は自殺防止措置が取られており、外部からの持ち込みは不可、蛇口はボタン式、部屋の棚は全て円形になっており、紐などを引っ掛ける場所がないようになっています。
まだ刑が確定していない被留置者は、犯罪者としては扱わず、刑務もなく、拘置所内で買い物もできるようになっています。
そのため、刃物を持ち込みことは難しいはずなので、拘置所内で手に入るものを代用して首を傷つけたのではないかと推測されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました